働きながら障害年金はもらえる？条件と注意点を解説

　障害年金は、障害によって生活が困難になった方を支えるための制度ですが、「働きながらでも障害年金を受給できるのか？」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。実は、障害年金受給者の半数が就労していています。

　障害の状態や仕事の内容によっては、就労していても年金を受給することが可能です。中には就労の有無が審査に影響しないものもあります。

　障害年金の受給条件は、日常生活に何らかの制限があることを基準にしていて、就労の有無は含まれていません。しかし、仕事ができる状態であることと障害年金の受給は無関係とは言えず、障害年金が受給できるかどうかは障害の程度、日常生活、就労の状態などを総合的に判断するので一概には言えません。

　しかし、肢体障害や目、耳の障害など数値で判定されるものは、就労が障害年金の受給に影響することは少ない一方、精神障害や内部疾患の方は、就労が障害の程度が軽くなったと判断される可能性があります。