
うつ病で受け取れる障害年金の金額は?
うつ病で障害年金はもらえるのか?
「うつ病でも障害年金を受給できるの?」と疑問に思う方は多いでしょう。結論から言うと、一定の条件を満たせば障害年金の対象になります。
この記事では、うつ病の障害年金の支給額(等級別)について解説していきます。
うつ病の障害年金はいくらもらえる?等級別の支給額を解説(2024年度)
障害年金は初診日に加入していた年金制度(国民年金・厚生年金)によって、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」に分かれます。
そして受給額は、障害認定基準に該当する等級によって異なります。
この等級は、障害基礎年金が1、2級、障害厚生年金は1~3級及び障害手当金に分類されます。
受給額は、加入していた年金制度と等級によって決まります。
障害基礎年金は定額、障害厚生年金は報酬と期間によって決まるので人によって異なり、1級は2級の1.25倍となっています。
障害基礎年金
等級 | 支給額 |
1級 | 1,020,000円+(子の加算額) |
2級 | 816,000円+(子の加算額) |
子の加算額
人数 | 加算額 |
1人目・2人目 | (1人につき)234,800円 |
3人目以降 | (1人につき) 78,300円 |
*子とは、18歳到達年度の末日を経過していない子、20歳未満で障害等級2級以上の障害状態にある子
障害厚生年金
等級 | 支給額 |
1級 | 報酬比例の年金額×1.25+(配偶者の加給年金) |
2級 | 報酬比例の年金額 +(配偶者の加給年金) |
3級 | 報酬比例の年金額 (最低保証額 612,000円) |
障害手当金 | 報酬比例の年金額×2(最低保証額 1,224,000円) |
配偶者加給金額
234,800円
*加給年金の加算となる配偶者は、以下の要件を満たす必要があります。
・65歳未満であること
・年収が850万円未満であること
・会社員期間が20年以上の老齢厚生年金および障害年金を受給していない
具体的な支給額のシミュレーション(厚生年金加入者の場合)
例えば、平均月収30万円で10年間厚生年金に加入していた人が2級に認定された場合、支給額は以下のようになります。
基礎年金(国民年金分): 約81万円/年
厚生年金(報酬比例部分):約50万円/年(目安)
合計:約131万円/年
「自分はいくらもらえるの?」と気になる方は、年金事務所や社労士に相談するのもおすすめです。
障害年金の申請は、専門知識が必要であり、書類のミスがあると審査に落ちる可能性があります。障害年金を受給できれば、経済的な不安を軽減できます。
「うまく申請できるか不安…」という方は、無料相談も行っているため、まずは気軽にお問い合わせください。